夫婦修復を行った後は、もう修復の為の努力をしなくていいのですか?
マイインターンという映画を見た事がありますか?
ファッション通販サイトを起業し、
若くして成功を掴んだ女性社長(アンハサウェイ)。
そんな彼女の会社に、
シニア・インターン制度によって採用された
70歳の男性(ロバートデニーロ)が
新人としてやってくる。
最初は社内で浮いた存在に
なってしまう彼だったが、
その穏やかな人柄によって
徐々に皆と信頼関係を築いていく。
という物語なのですが、
途中女性社長の夫が浮気をする
というショックな出来事も起こります。
それに気が付いた女性社長が出張先で
泣きながらロバートデニーロに話すシーンは
今も胸がきゅんとなります。
泣きじゃくりながら
「だって、だって!
夫はその女性と再婚して、
私は一人でお墓に入るのよ!!!」
訴える理由に、
また「そんな先の心配?!」
とツッコミを入れながら、
「うんうん、とてつもない孤独感に襲われる気持ち分かるよ!」
と一緒に良く泣いていました。
最終的には夫とも仲直りして会社も安泰!
そして、ロバートデニーロも元気で変わらず!
とハッピーエンドな物語なんです。
映画ではハッピーエンド。
その後も夫婦は仲睦まじく…
と想像します
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が
現実ってそんなに上手くいく?!
って思いますよね。
実際、夫婦修復したら
付き合い始めの恋人同士みたいな
雰囲気はお互いに漂います。
なんかまた恋愛しているような感じです。
でも、それって永遠には続かないのです。
なぜなら夫婦も他の人間関係と同じで
流動しているから、です。
永遠に同じ形というのはありません。
先日こんなことがありました。
夫がボーナスをもらったと
幾らか銀行からおろして
持って帰ってきてくれた時です。
「わぁ!嬉しい💛お疲れさまでした
有難く頂きま~す」
と頂いた後、一瞬厚みを確認する自分が居たんです。
「あれ?薄い?ん?いや?どうなん?」と感じた顔を
夫は見逃していませんでした。
「ん?どうしたん?」
と夫。
とっさの出来事で、
私も「あ!」今の顔見た?!という動揺と
なんか言い訳を考えているけど
ごまかしきれない自分がいて
ごく短い間だったけど、
なんとも言えない空気が流れました。
やばいですやばいです!!!
でも夫の洞察力は鋭く
「もうちょっと銀行から降ろしてこようか?」
と私の気持ちを察しました。
「いや!全然いいよ~♪沢山にありがとう!
助かるわ~♪なんか美味しいもの作るね~!」
と忙しそうにキッチンに立ち
事なきを得ました。
これが、数年前だったら
喧嘩に発展していたかもしれません。
夫が「なんか文句あるの?」か
私が「何?」と怒った顔で振り返るか
そんな些細なことから日頃の
お互いのストレスが爆発し、
喧嘩したまま口を利かずに寝る。
ってことはしょっちゅう。
お互いの関係が悪ければ悪いほど、
ちょっとした亀裂が
更に傷を膿ませていく感じです。
しかし、今は
根底に感謝という気持ちがお互いあるのと、
元々の関係性が良い理由から、
亀裂がもし入ったとしても
傷が浅いので修復も早いのです。
ちなみに夫は笑いにも変えてくれました。
「ママ、あの時一瞬厚みを測ったじゃろ~~(笑)」
「え?バレた~ごめ~ん。」って感じです。
白状させてくれた夫に感謝です(笑)
全く何もない夫婦はこの世にはないですよね。
「あ!やっちゃったごめん!」って事もありますよ。
でもその後すぐケアするかしないかです。
修復できたからと言って、
一人で好き勝手に感情をだだもれさせる
わけには行きません。
やっぱり、お互いが気持ちよく過ごせるように、
常に感謝の気持ちを持って接する事は
引き続き大切なんだなあって思いました。
一瞬のヒヤリタイムを過ごした後に、
反省の意を込めて