夫のきつい態度は貴女のせいじゃない事も
時々こういったケースがあります。
ここの所、ご主人が何故だか不機嫌になってきた。
最近、イライラして八つ当たりされる。
部屋に篭ることが多くなってきた。
こんな事が今起こっている、という時、
まず、感じてしまうのが、
イライラ!
なんで、私に八つ当たりするの?!
私の事、嫌になったのかな?!
最近、言い方がひどい!なんでそんな言い方になるの?
そんなに私たちと一緒に居るのが嫌なの?
こんな風に感じてしまいます。
普段の穏やかな夫が
急変してしまった場合は、
本当に心中穏やかではありません。
何でそうなったのか、
色々自分の胸に手を当てて
考えてしまうこともあるでしょう。
しかし、皆さんも
昨今の情報をしっかりキャッチされている方は、
「うつ」を疑う、ということも
ご存知かもしれません。
確かに、その可能性も視野に入れて欲しいと思います。
他にもこんな変化はありませんでしたか?
・不安感がある
・落ち着かない
・へとへとに疲れている
・強い眠気がある
・やる気がない
・ミスや失敗、忘れ物が多い
・集中力がない
こんな項目に当てはまる時は
病院への相談をお勧めします。
最近ではとても良い薬が出ているので、
一つの種類で試してみて上手く行かなくても、
何種類か段階的に試していくことで、
良い効果が得られます。
しかし、年齢が、40代~60代前半ぐらいの男性で
こんなケースもあります。
うつの薬をしばらく続けても
それでも、何だか改善しないという場合。
もしかしたら?と疑ってほしいのは、
男性の更年期。
女性の更年期は良く聞きますが、
男性の更年期も疑って欲しいのです。
いや、病院でも血液検査をしてもらったけれど
大丈夫!
とおっしゃるかもしれません。
私の友人のご主人は、
お友達の許可済み!
長年、調子が良くなく、病院にも通っておられ、
血液検査もしてもらっていました。
しかし、万が一!とその先生が
別の病院へリファー下さり、
専門的な検査を受けて見られたのです。
そうすると、
男性にとって必要なある特定のホルモンが
全く足りていなかった、ということがありました。
友人は、
「もう本当に、私の事が嫌なんだと思っていた」
とその当時の事を振り返って言われていました。
現在は、ご主人の状態もすっかり良くなられて、
あの時の事は何だったのだろう!?
というくらい、笑顔の絶えない家族だんらんを
お過ごしだそうです。
ちなみに何科へ行けばいいかというと、
そういった更年期なども扱っている、
泌尿器科をお勧めしてくださいました。
女性には婦人科がありますが、
男性の場合は泌尿器科なんですね。
勉強になりました。
是非、長く薬を飲まれているのに
うつ的症状が改善されないご主人。
そして、年齢的にも該当する場合は、
「男性の更年期」を疑ってみてください。