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25年目にして気付かせてくれた夫婦の出来事③/3

先日、「暖かくなったら♪」
と約束していた義母と家族と共に
京都へ行ってきました。

義母のたっての願い「三千院」へ
初めて行ってきました。

丁度花盛りで、大原菊が満開!
苔むした庭に似合う清楚な花たち。
とてもきれいでした。

前回までのお話。
夫を当たり前の存在として、
大切にしてなかった私。

やっと、夫に対して、
夫として見るようになった。

そして、気が付いたのは、
女性の影がある事。

カウンセラーの指示に従い、
その事について話した途端、
離婚の文字が出てきた。


というところまでお話ししました。

5人のカウンセラーと
接触したと書きましたが、
それぞれ良いとは思います。


しかし、必要なことは 4つ


・私の気持ちを理解してくれる事
・ピンチの時、辛い時に直ぐコンタクトが取れる事
・正しい道に導いてくれる事
 正しい道というのはその場限りの付け焼刃ではなく、
 修復の道へちゃんと導いてくれる事
・離婚の方向ではなく、修復の道を歩んでくれる事


でした。



私はなかなか検索力が無いのか
ピッタリ条件に合う方が
いらっしゃいませんでした。


弁護士さんの立場だと、
離婚の条件の話が出てきます。
探偵のお仕事の立場だと、
調べることが出てきます。


話し合いを中心にしておられる方も
いらっしゃったり、
様々です。


お仕事の形態だったり、
その方のやり方だったり、
様々なのは当たり前なのですけどね。



それぞれの目的に合った
相談場を選べばいいのです。


しかし、私の目的は、
「本当の修復」
です。

結局、最終的には
良いとこどりをしながら、
私なりにアレンジをして、
修復計画を進めました。

何を徹底的にしたかというと、

・私自身を癒す
・ゴールを描く
・夫を理解し、愛情を注ぐ
・被害者にならない
・自律する

でした。


勿論アップダウンあります。
気持ちがすさんで、
疑いの心がムクムクと
起こってきます。



街中で訳もなく涙がポロポロ出ることも。
友達に夜電話して、
お茶してもらったことも。
娘たちに泣きついたことも。


修復途中にこんなこともありました。


長女が、家を出て県外で
今は就職しているのですが、
その娘と会っている時に、
こんな事を言われたのです。



「ママを見ていると、私もこの先
幸せになれると思えない。
結婚をしても幸せになれない事
が良く分かった。」



と、絶望の声を浴びせられました。
これは本当に心に応えました。

長女は仕事のストレスもある中、
私の話をじっと聞いていたのでしょう。
それこそ、私が更にストレスをかけていたのです。



わぁ…これはまずい。
家族全部が壊れてしまう。



娘たちの為にも、
私が、幸せな家族を築く必要がある!
そんな決意をした一瞬でした。

なんとか、なんとか、
私の幸せなゴールをイメージし、
気持ちを切り替えて
修復に集中する日々が続き、
3ヵ月頃。


※100日間修復というのもここからきています。
通常カウンセリング過程で
状況が良くなられるのは3ヵ月が目安です。

丁度、25周年の結婚記念日の頃です。
夫が
「結婚記念に旅行に行こう」
と言ってくれました。


2人きりです。

とても嬉しかったです。
夢が叶いました。

そこからは、一気に修復が進んで行きました。
あれから、1年半が経とうとしています。
今までの私たちは何だったの?
というくらい、ませ笑顔が絶えません。
そして、お互いの事を色々と話します。

ここで、ご主人を許せたの?
というご質問が来そうですね。

答えはこうです。
「その行動は許せないけど、
夫の事は許している。」

です。

なぜなら、私は被害者ではない
と自覚しているから
です。


そうさせてしまった私が
あるからこそ、
夫はそういう行動に出てしまった。
と、夫の気持ちを理解しているからです。

一気に流れを書いてしまいました。
途中途中で、注意ポイントがあります。

・修復しなければ!と思った瞬間に行う事
・修復途中に訪れる心のアップダウンの対処法
・修復途中に訪れる夫の不可解な行動への対処法
・修復する経過の変化のパターンを知る
・修復後に気を付ける事


これらは、私の経験を元に、
また、これまでのカウンセリングで培ったノウハウ
を通して、また皆さんに開示していきたいと思います。


この、「夫婦修復カウンセリング」
についても、夫に相談をしました。

今までの様々な方へのカウンセリングを
一つに集約して、
しっかりと寄り添う形で
幸せな結婚生活を送れるサポートをしたいことを。

答えはあっさりOKでした(笑)
内心ほっとしました。


以上が、25年目にして気づかせてくれた夫婦の出来事です。
貴女の参考になりますように。




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