自分を低く見積もってしまう時
以前 娘が小学2年生の時に学校から帰ってきてこんなことを言いました。
「Aちゃん来年には、沖縄に引っ越すんだって。そしてBちゃんは来年広島に引っ越すらしい」
AちゃんもBちゃんも今彼女にとってはクラスでの一番の友達。
私だったら「え~二人ともいなくなっちゃったら、私寂しいよ・・・悲しいよ・・・」
って思います。
すぐその気持ちを察して、「そう・・・」と力無げに返事をしました。
そしたら意外にも
「よかったんよ♪一人だけ引っ越して二人が残るとその引っ越す人寂しいでしょ?
皆がばらばらになるから皆おんなじなんだよ」と言いました。
言葉がでず、なんて答えていいか考えているうちに涙があふれそうになり
「そうだね。皆同じだから良かったね」と、答えました。
娘は次女でわがままに育ち、いまだに抱っこ抱っこと甘えんぼ。
お姉ちゃんにはえらそうなことばかり言って、この子は一体なんて自分中心な子供なんだろう、
(子供は自分中心で当たり前なんだろうけど)
おねえちゃんと比べてなんとなく将来のことも心配しながら、
いつか頭を打ちながら成長していくだろう、とは思っていましたが、
決して親ばかではない私ですが、私には思いつかないような優しい気持ちを持っていることにとても感動しました。
「優しいんだね♪」と一言伝えました。
彼女はとてもその言葉が嬉しそうでした。
「純なものがひとかけら見えるから」
樹木希林さんが夫内田裕也さんとの離婚をしない理由にこんな言葉を使っていらっしゃいました。
話はとても大きく変わりますが、人には必ず良いところがあります。
しかし自分でも気がつかず、自分のことをハードルを低く見積もっている人は山ほどいるらっしゃいます。
また、その人の持っているひとかけらかもしれない良いところを気づいてもらえるかもらえないかで、
随分その人の自信って変わってくるのではないかと思います。
私自身かなり自分のことを低く見積もっているタイプだと思っています。
でも頑張っている自分もいて・・・。
そこをちょっと誰かに「高田さん、頑張ってるね」とか「こんなところがあるから良いね」
と身近な人に言われるととても嬉しいものです。
でもなかなか特に日本人は人をほめるのが下手な人種かもしれないので、
ほめてもらうことも少ないかもしれない。
でも、自分だけは自分をほめてあげる人でありたい、とこんなことがあって思いました。
また、できるだけ、他の人の良いところを見つけていっぱい褒めれる人になれるといいなと思います。
まずは自分を認める。
※※※参考レメディ※※※
自分のことが好きではない・・・クラブアップル(等身大の自分を愛することが出来る)
自分のことを攻めるばかりする・・・パイン(自分自身が最善を尽くしていることを認められる)
常にストイックに生きようとし、自分をなかなか認められない・・・ロックウォーター(自分の喜びや楽しみを許すことが出来る)
※本文は以前の2011年ブログhttp://blog.bachflower.biz/ の内容をお悩み別レメディのカテゴリー用に多少アレンジして記載しています。