「なんで」「なんで」と聞いていませんか?
100日間夫婦修復カウンセラーの髙田です。
今日は久しぶりに、友人と出かけました。
お昼を食べてゆっくり温泉に浸かって、
帰りに海沿いの
ハワイの雰囲気漂うお店に行ってきました。
お店全体がハワイそのもので。
メニューの金額も$で表示。
徹底的です。
店主も「アロハ~♪」と出迎えてくれます。
さて、本題。
ご主人に対してこんな発言をしていませんか?
例えば、
「今日、財布を忘れて昼ごはん食べに行って大変だった~」
と、今日あった出来事を話してくれたとしましょう。
そんな時、まず貴女の一声は何と反応しますか?
①「え?なんでそんなことになったの?!」
と応答していませんか?
また、久々にサプライズプレゼントで
夫がケーキを買ってきてくれたとしましょう。
②「え?!なんで?なんか今日いいことあったの?」
いきなりそこにフォーカスする?!
っていう応答してませんか?
反応としては、そう答えたくなる
貴女の気持ちも理解できます。
毎回、服を脱ぎ散らかしているご主人に対して、
う”~~~またっ!!!いい加減にして!という気持ちが
湧きあがり、
③「なんでこんなところに置くの?!」
と言ってしまうこともあるのではないでしょうか。
しかし、ご主人は毎回
「なんで?」「なんで?」
と貴女から言われると疲弊してしまいます。
貴女もやった行為、言ってしまった発言に対して
「なんで?」「なんで?」
と言われると、
問い詰められるような気持になりますよね。
ちなみに、こういう時は
カウンセリングスキルが大変役に立ちます。
カウンセリングでカウンセラーが応答する際に
気を付ける基本的なこととして、
「なぜ?」という応答を
なるべく使わないというルールがあります。
できるだけ、質問をする場合は
何が、いつ、どこで、誰が、何を、どのように
という言葉、つまり、
5W1Hの中の「Why(なぜ)」以外を使います。
なぜならば、
先ほどの例と同じように、
「なぜ?」「なぜ?」と聞かれると、
段々責められているように聞こえるからなのです。
なので、
「何があなたをそうさせたのでしょうね。」
などと、言い方を変えて質問をしたりします。
ですので、上記の①②③に対しても
「なぜ」で応答しない方法を見つけてみてください。
例えば
①「え~!それは大変!どんな風に
そのピンチを乗り越えたの?」
「また、やらかして~~」という気持ちはグーッと抑えて
せっかく、自分の恥ずかしい話をしてくれているので、
一旦ご主人の話に耳を傾けましょう。
②「え!?何々?!何を買ってくれたの~?♪」
もしかして他の女性にも買ってあげたりしたの?
という疑いの気持ちがあったとしても。
ここはそういう気持ちをグーッと抑えて
喜びを表現できると良いですよね。
貴女の為のプレゼントです。
このように、
ご主人の発言や行動に対しての
質問返しは
Why以外の4W1Hで!です。
あれ?③が残ってますね。
③これはちょっと意地悪クイズなのです。
この場合はちょっとパターンが違います。
今までのご主人発信の行動や発言に対しての
反応ですが、③の場合は、貴女発信の言葉となります。
貴女の思いを発信する際には、
相手を責める言い方ではなく「アイメッセージ」を使います。
ここでの詳しい説明は省きますが、
「(私は)洗濯物はここにおいてくれると嬉しいんだけどなぁ」
と、私を主語にした発言をするとよいでしょう。
③については、ちょっとおまけです。
また、「アイメッセージ」については
次の機会に説明しますね。