ゴース

物事に左右され感情の浮き沈みに使うレメディでした。
どちらかというと、ゲンチアナを必要とするのは落ち込むということが自分にとって多い、と感じる状態に使えるというイメージです。

ゴースも同じく落ち込みに使いますが、ゲンチアナと比べると長く深く続いている落ち込みです。
そして半分諦めている感じに使います。落ち込みが続いていてゲンチアナとは違い浮上はしていない状態といえるでしょう。

例えば、長く続く病気などもうだめかもしれない、一生治らないのかもしれない、と諦めて新しい治療を試みたり、もうひと踏ん張り頑張ってみよう、という前向きな気持ちがなえているときなど。
そんな時に使えるレメディです。

ゴースについて

ゴースを必要とするネガティブな状態

これは「希望」に関係があります。
簡単に言うと希望が失われた状態です。
諦めようかどうしようか、ではなく、完全に諦めきっています。
しかし、誰かが「こうしたらいいのでは?」というアドバイスに対しては試す気力は残っています。

類似している失われた希望に関するレメディで「スイートチェストナット」「ワイルドローズ」がありますが、スイートチェストナットはさらに深刻で緊急を要していて「どうにかして~どうにかなりそう」ともがいている様子が見えます。

ワイルドローズは完全に諦めきっています。チャレンジしてもしょうがないからやらない。無気力、消極的な感じが見えます。
私が以前こんな説明を受けて分かりやすかったので、私もその例を使ってみたいと思います。



大きな穴に落ちたAさんのお話で説明いたします。
Aさんは穴に落ちて絶望を感じています。
そこへBさんが助けに来ます。
その時のAさんの対応は以下の3通り。

B:「Aさん!助けに来たよ~!!」



A:ゴース(希望が経たれたと感じている)の状態だと
「助けに来てくれたんだ~。多分無理だと思うけど、あなたが助けるというなら、頑張ってみるよ!」

A:スイートチェストナット(耐えられない苦しみ・辛さ)の状態
「わ~Aさん待ってたんだよ~!早く来て来て!!お願い!!もう限界です!」

A:ワイルドローズ(無気力・魂のエネルギーの消耗)の状態
「あ・・・Bさん。助けに来たんだ。でも、もういいよ。僕はここで留まってるから・・・」

分かりますでしょうか。
それぞれに助けてきた時の対応が違いますね。





ゴースを必要とするポジティブな状態

改善されると、自分の運命の範囲内では、すべてが最終的にはうまくいくのだということを固く信じられるようになります。
困難を乗り越えるエネルギーが再び沸いてくるでしょう。
長い間病を患っている人は、治癒への希望がわいてきて、それが回復への一歩だと気付くようになるでしょう。

例えばこんなときに…

ジャネットは医師に完全には良くならないだろうと言い渡されました。追い詰められた気持ちになってすべてを投げ出したくなっています。家族のためを思って、別の治療に進むかもしれませんが、そんなことしても無駄だと内心思っています。

ゴースは内心バッチフラワーなんか使ってみたって、気休めだわ・・・と思ってらっしゃる方に使っていただいてもよく変化が見られます。
薬じゃないし、変化すればラッキーだけど、大して期待してないわ。という時に、試しに使ってもらっています。
何かに諦めてしまっているときにはゴース、お勧めです。