クレマチス

赤毛のアンは皆さんご存知ですね。
彼女は色々な世界を空想し、カナダのアボンリーのグリーンゲーブルズの周りの景色を「恋人達の白い小道」などさまざまな名称で呼び、夢見る少女でした。
アンの場合はその空想癖を上手く活かし将来の仕事にも結び付けていきますが、生活面では良く育ての親マリラに「いつも空想にばっかりふけって、手元が動いてないじゃないか!」と怒られるシーンも度々出てきます。
まさにクレマチスの人、と呼べるでしょう。

クレマチスについて

クレマチスを必要とするネガティブな状態

この状態の人は、現実を重視していません。
周りのことに無関心です。
今目の前に起こっている状態に集中できず、空想の世界に漂い自分のエネルギーを費やす傾向のある夢見がちな状態になりがちです。
困難な場面に陥ったときに逃避したくなり、現実離れをしたところに自分を置こうとします。
また、集中力に欠けるため仕事上でもミスが増えることもしばしばです。

クレマチスを必要とするポジティブな状態

レメディによりこのような状態にある人が、現実の世界に着地できるよう改善されていくでしょう。
さらに、空想も実現へと導かれる可能性が出てきます。
本来持つその人の美意識や感受性を上手く現実の世界で使っていくことができるようになるでしょう。

レスキューレメディに含まれていますが、意識を失いやすい人や、気絶する前にしばしばおこる「意識が遠のく」感じに有効であるとされています。

例えばこんなときに…

ウェンディとは約束が出来ません。「9時にいつもの場所で」と伝えていても、いつも上の空で、「あなたそんなこと一言も言わなかったわ。」と約束をしたことさえ覚えていないようです。

バッチフラワーは、本人がこれは「自分にとってネガティブである」と感じた時に使うものです。
クレマチスのポジティブな部分はやはり独創性にとんだ想像力です。それを欠いてしまってはその人の持ち味が無くなりますね。その見極めが難しいレメディでもありますが、現実を歩いていなくてこれは困ったな・・・。と本人が気付くことが大事です。
ですので、特に子育て中のお母さん、「うちの子は忘れ物が多くてポーっとしてる」と嘆いても、決して隠れて盛らないようにしてください(笑)