セントーリー

私ってお人よしだな~と思うことはありますか?
つい困っている人を見ると、
「私も大変だけど、彼女も大変そう・・・何とかしてあげたいな」と、ついつい突っ込まなくても良い首を突っ込んだり、十分忙しい状況においてでも、頼まれたら断れず、疲れ果ててませんか?

セントーリーについて

セントーリーを必要とするネガティブな状態

NOと言えないセントーリー・・・このタイプは人に親切で優しく他の人のために役に立ちたいと願っています。

それはとても良いことなのですが、度が過ぎると自分のため、周りのためにもなりません。
また、身近な人の中に強い立場の人が居ると問題が起きます。
その人たちのために、自分を犠牲にして自分の意思を強く表現できなくなり、とことん尽くして自分の人生を十分生きないことになるからです。
子供の場合、両親の手を焼くことなく問題ない生活を送っていますが、学校では元来持つ人の良さから、人に利用されたりする場合もあります。

セントーリーを必要とするポジティブな状態

ポジティブな状態になると親切で他人を助けるタイプではあるけれども、隷属するようなことは拒否できる能力が身につき、一線を引けるようになるでしょう。
「良い人」という人の評価を気にすることなく、献身と奉仕という徳を本当の意味で自分を生かすことができます。

例えばこんなときに…

サンディの父は数学の大学へ行くよう望んでいる。
彼女自身は数学より科学の勉強をしたいと望んでいるが、父を喜ばせるために数学科の申込書を渡されると、そのままサインし郵送した。

セントーリーも良く出るレメディの一つです。
日本人はもしかしたらセントーリータイプが多いかもしれません。
個人主義というよりは、周囲との調和を意識する集団主義だとすると、ついつい良い人を買って出て自分を押し殺し続けてしまうことがあるでしょう。

客様の中でも色々な役員を断れなくて毎年受けてしまう方がいらっしゃいました。
しかし、セントーリーを飲んでいただき、しばらくして「今までは、いたたまれない雰囲気の中、しぶしぶ手を上げていたのが
、今年はしっかり自分の声を聞いて、手を上げずに済みました」とおっしゃられた方がいらっしゃいます。